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環境対策
国境を越えた空間的広がりと、将来世代にわたる時間的広がりをもち、多くの要素が絡み合って出現する地球環境問題。これに対しては、生活、産業、自然など各々の側面への個別アプローチだけでなく、総合的・複合的な視点からのアプローチが不可欠です。
この問題の解決のために、IT活用を進めることは、それ自体が省資源・省エネ効果をはじめとする環境負荷低減効果をもちます。また、膨大な情報から構成され個別の情報を局所的に切出すことができない、こうした「複雑系」の問題について、総合的・複合的な視点からアプローチしていく助力ともなります。ITはまさに、21世紀の循環型社会の構築を支える基盤技術なのです。
ITにかかわるハードウェア製品、ソフトウェア製品、およびソフトウェア・サービスをお客さまに提供する富士通グループでは、こうした観点から、お客さまの環境関連業務を支援するとともに、ITソリューションの提供を通じてあらゆる分野の効率化により社会の環境負荷低減に貢献します。こうした事業は、富士通グループにとって、本業を通じた社会貢献活動でもあります。
富士通グループは、環境に配慮した製品開発のさらなる強化を目的に、国内外の法規制を踏まえた独自の製品含有禁止物質を定め、グリーン製品評価やグリーン調達活動を通じて指定有害物質の製品への含有を排除しています。また、欧州のRoHS指令などに対応するため、鉛、水銀、カドミウム、六価クロムの4物質を含有全廃物質として定め、取り組んでいます。
富士通グループでは、全てのグリーン製品においてLCAの実施を義務付けており、製品群ごとのLCA基準と独自のデータベースを利用することによって、効率的に評価を行っています。これら「富士通LCA」活動のノウハウを応用し、環境効率指標ファクターの算出、エコリーフ環境ラベルの取得、などを推進学会での発表を行うとともに、お客様へのコミュニケーションツールとして積極的に活用しています。